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関連図書・参考資料

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=食事の抗炎症作用:健全な加齢における役割=

ごはんソムリエ講師 小田宗宏

2026/08/17

文献番号B-29

訳者よりひとこと

 老化の背景には慢性的な炎症がある。炎症は体が外からの刺激(感染、けがなど)に対する生理的な働きであって、生体防御や組織回復などに関与している。食品にも炎症を促す食品(食材)や抗炎症作用を有する食品(食材)などがある。そこで、ここでは、西洋食とか和食とかいわれる食事様式と、それが炎症をもたらす食事であるのか、抗炎症作用を有する食事であるか、などについて言及する。紙面の都合から、具体的に個々の食品の名称を紹介することはできないが、読者の皆さんからご希望がありましたら、改めて食材リストと炎症との関係について紹介したいと思います。

文献要旨(訳)

 炎症は、生体防御と組織回復に関わる生理的な過程である。その炎症は、感染、外傷、毒素、あるいはアレルギー反応などによっても活性化される。しかしながら、もし慢性化すると炎症は最終的には心血管疾患、自己免疫疾患、神経疾患、がんなどの疾患を促すことになる。そして、炎症は加齢により次第に慢性化しやすくなる。さらに、飽和脂肪酸のようなある種の食品が炎症を引き起こすような作用を持つことも明らかにした。これらの知見を考慮に入れたこのレビューでは、潜在的に抗炎症作用を有する食べ物や、普段よく食べる成分、それに含まれる活性成分など、について議論した。抗炎症作用を有する食品中の化学物質のリストを示すとともに、有効な抗炎症作用を発揮するための食品の組み合わせなどの概要を示す食事ガイドラインの提案もおこなう。

 抗炎症作用を有する食事の成分は、病気や不健康な食事がもたらす炎症過程を緩和することにより、健全な加齢を促すと結論付けることができた。

出典:

雑誌名   :Biomedicines 2021, 9, 922

タイトル  :Anti-Inflammatory Properties of Diet: Role in Healthy Aging

訳/小田宗宏(炊飯HACCP審査委員)