Japan Cooked-rice Association
ごはんソムリエ講師 野田和視
2026/08/17
皆さんがお米をお店で購入する時には2Kg包装とか5Kg包装とかの重さの単位で購入されていることと思います。一方ご家庭でご飯を炊くときにはごはん用の計量カップを使用して1合とか2合とお米を量っていると思います。この「合」という単位を皆さんはご存じですか。「合」は古代中国から渡来した尺貫法に由来した体積の単位です。1合=約180㎖で精米の重さで約150gを表しています。10合=1升(約1.8L)、10升=1斗、10斗=1石 という単位です。お酒の瓶で1升瓶がありますがこの尺貫法に由来した単位です。江戸時代大名の規模の大きさを表す呼び名として10万石の大名とか100万石の大名と呼んでいました。これはその支配地で取れるお米の収穫量を表していました。話は少しそれますが加賀前田家は100万石の大名と言われていました。お米1Kg=700円と仮定して現在の規模に置き換えると年間収入約1,050億円のお殿様であったと考えられます。すごいですね。
私たちの日常生活では重量や体積の単位はg、Kgであるとか㎖、Lと言った単位を主に扱っていますが、お米、日本酒と言った日本人の生活に深く根付いた食品では尺貫法に由来した単位「合」が文化として根付いていると云えますね。精米1合(約150g)を炊飯すると炊きあがりご飯の量は約330gと2.2倍の量になります。お茶碗2杯分と覚えておくと良いでしょう。
以上