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ごはん屋さんの気まぐれ話
第6回 土鍋で美味しいごはんを炊きたい!

ごはんソムリエ講師 小野塚豊

2026/08/17

こんにちは。家のコンロがIHのため、会社で土鍋ごはんを炊いている小野塚です。


 最近ようやく土鍋で炊く時の火力がわかってきた気がします。

土鍋で炊く時の加熱条件を調べるとだいたい次のような時間が出てきます。

中火10分⇒沸騰したら弱火5~15分⇒火を消して蒸らし10~20分

もちろんこの条件で炊いても美味しく食べられます。しかしこれは、誰でも失敗しないで普通に美味しく食べられるように炊く条件のように思います。

やはり、ごはんソムリエたるもの普通で満足してはいけない!と思い、テキストに沿った条件に近付けて “より美味しく” を目指しています。

 

ここでおさらいですが、ごはんソムリエの講義で教わる条件です。

温度上昇期10分⇒沸騰期5分⇒蒸し煮期15分⇒蒸らし期15分

(火をつけてから消すまで30分です)

 

だいたいこの通りでやろうとするとかなりおこげが多くなります。

沸騰期を5分とった後の蒸し煮期15分はかなり難しいです。

 

最近たどり着いた火力条件がこちら。(お気に入りの土鍋で3.5合炊く場合)

温度上昇期:中火4分⇒強火6分 (これで沸騰)

沸騰期:中火4分30秒 (土鍋なのでこの後弱火にしても30秒位は沸騰が続く)

蒸し煮期:極弱火14分

強火10秒 (釜底にわずかに残った水分を飛ばすイメージで)

火を消して15分蒸らし

 

まだ蒸し煮期が少し足りませんが、今のところここまでにしています。

中火4分

強火6分

沸騰したら中火4分30秒

極弱火14分

強火10秒 

おこげはきれいに剥がれます

 私の職場にあるガスコンロは、左側の火力が強くなっています。はずかしながら、ちょっと前に気づいたのですが、弱火も左右で強さが違うのですね。そこで、沸騰期までは左側を使用し、蒸し煮期からは右側に移してできるだけ弱い火力にしています。

これによって左側だけでやっていた時より蒸し煮期を4分位伸ばすことができました。

極弱火がとても大事です。講義の余談でも話したかもしれませんが、釜底付近の温度が100℃に近い状態でも、火がついているか消えているかで大きな違いがあります。蒸し煮期はあくまで火がついている状態のことで、その時間をしっかり確保することが重要だと思っています。時間が経ってからの食味に差が出ます。

 土鍋にもいろいろな形や厚みのものがあり、コンロもいろいろあるため、それぞれ条件は変わってきます。ぜひ最適な条件を求めていろいろ試してみてください。

 

沸騰までの時間を変えることで粒感も調整できますよ。ではまた