Japan Cooked-rice Association
「精選について考える」
ごはんソムリエ講師 天野和雄
2026/8/17
お米は玄米で各精米工場に搬入され、さまざまな異物除去装置(機器)を経て製品となります。
玄米での異物除去装置(機器)は、主に粗選機やマグネット、石抜機等があります。
一方精米してからの異物除去装置(機器)は、砕粒選別機(ロータリ-シフタ-)や光学式異物選別機(色彩選別・ガラス選別)等があります。
今回は異物除去装置(機器)で排出される原料玄米の異物について迫っていきたいと思います。
お米の精選とは、異物除去装置(機器)により玄米や精米の中から石・もみ殻・金属片・着色粒・被害粒・砕けたお米などの異物や不良粒を機械で選別し、色々な異物が排出されます。
見た目と品質の良い米だけを残す工程を指します。
原料には様々な産地、品種があります。産地によっても品種によっても異物の量も変わってきます。同じ産地品種であっても前回同様に精選しても全然違う排出量の結果となります。
異物除去装置(機器)を通して異物は限りなく無くなりますが、ただ、異物の混入量によっては100%と言う訳にはいかない場合もあります。これには工場の装置(機器)の清掃やメンテナンスによる選別精度維持の努力から成り立っています。
「原料玄米の異物除去装置(機器)」 ①粗選機 回転ドラム方式・・・二重になった円筒(ドラム)状の金網を回転させ、大きな異物と小さな異物を選別します。
②マグキャッチ・・・磁石で鉄類を取り除きます。
③石抜機・・・・米よりも比重の重い異物を選別します。