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コラム・記事

ごはん屋さんの気まぐれ話
第4回

ごはんソムリエ講師 小野塚豊

2026/04/15

こんにちは。先日久々に10kmのベストタイムを更新し、まだまだ成長途中の小野塚です。

 

 私の勤める会社では学校給食のごはんも炊いています。先日中学生の娘から、給食のごはんがベチャっとしていて美味しくないと言われました。納品しているのは他の炊飯会社なので実際に食べたことはないのですが、残念に思います。

 しかし話を聞いてみると炊飯だけの問題でもないようです。学校では生徒が配膳を行うのですが、ごはんが固まっていてよそうのが大変だと言うので、「ほぐさないの?」と聞くと、「そんな時間はない」とのこと。(給食の配膳は数分で済ませて、食べる時間は15分くらいとかなり短いようです)

 ほぐさないと、ふっくら盛りつけできないし、端の方などはベチャっとしやすくなります。それに、最初にほぐしを入れた方がかえって早くよそうことができるはずです。

 ごはんソムリエの講義では、蒸らし直後のほぐしが重要なことを教わりますが、保温箱の中で数時間経ったごはんにもほぐしは必要です。粒と粒の間に空気が入ってふんわり盛りつけができます。

 ごはんの美味しさは盛りつけ方でも大きく変わります。ぎっしり詰まった弁当のごはんも好きですが、温かいごはんならふんわり盛りつけた方が美味しく感じると思います。せっかく子供達自ら配膳するのであれば、そういうことも知ってやってみて欲しいです。子供達にごはんの事を教える機会があったら良いなぁと思います。まずは自分の娘に教えます。

                              

次回は昔のお米食べ比べについて。ではまた。