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コラム・記事

ごはん屋さんの気まぐれ話
第2回

ごはんソムリエ講師 小野塚豊

2026/01/21

こんにちは。秋に買った炊飯器が自分の好みに合わず、以前のものを修理に出そうか悩んでいる小野塚です。

 先日の試験に炊飯器メーカーの開発の方が来られていました。(合格おめでとうございます)その際に、高級炊飯器で炊いたごはんを試食する機会が無いかを伺ったところ、次の週に有楽町の家電量販店で試食会があるとのことで早速行って来ました。

 このメーカーの炊飯器は釜に特徴があり、それが良く生かされた、ふっくらしつつも粒の弾力をしっかり感じる炊き上がりだと思いました。自分の好みの炊き上がりで、今いちばん欲しい炊飯器になりました。すごく欲しいのですが、暮れのボーナスが残念な結果だったので当分無理そうです・・・

 

試食会は行列ができるほどの大盛況で、多くの方が興味を持たれているのがわかりました。米の値上がりによって、とにかく安い米を望む声がある一方、美味しいごはんへのこだわりも根強いことが分かり、まだまだごはん業界も希望があると感じました。

 

 その後日、高輪にある無水調理器のレストランでもごはんを食べて来ました。(こちらも行列で、やはりこだわったごはんへの注目度は高いようです)

こちらのごはんは加水量が米と同量(吸水含む)と少ないのに、粒がしっかり丸く膨らんでいて美味しかったです。沸騰までを早くして炊飯後半への水を残し、密閉に近い重い蓋で少し圧をかけることで、加熱も十分でしっかり炊けるのだと思いました。好み的にはもう少し加水多めが良いですが、昔食べた南部鉄器で炊くお店のごはんを思い出しました。

 

 炊飯器メーカー各社にはそれぞれ理想とする品質があり、各社の最高機種のごはんを比べると全然違う特徴がみられます。それが自分の好みに合うかどうかが炊飯器選びに重要だと思います。各社の炊飯器の食べ比べができる機会がもっとたくさんあると良いですね。皆さまもいろいろ食べ比べをして、自分に合ったものを見つけてみてください。

 

次回は、昨年苦労した黒米の調達についてです。ではまた。